会長の柴垣です。
昨年9月、ストックホルムで開催されたEAOについて報告します。

2015年9月24日(木)〜26日(土)、スウェーデン・スットクホルムにて第24回EAO (European Association for Osseointegration)が開催され、高橋恭久先生と柴垣が参加した。
全体の参加者は2244名で、日本からは128名の参加があった。

初日のメインセッションでは、”インプラント学50年の軌跡と現在への貢献”と題し、Thomas Albrektsson(Sweden)氏からPre-Ingvar Brånemark concept、Daniel Buser(Switzerland)氏からはAndre Schroeder concept、などの内容が講演された。Buser氏はAndre(,) Schroeder氏の言葉を引用し、”医学研究は、独創性と自由性を必要とし、ディスカッションから可能性が導かれる。個々の研究の集約こそが医学全体の発展につながる”と締め括っていた。

2日目は、”Consensus Conference 2015”と題し、4グループによるリサーチ内容の講演が印象に残った。グループ1では、患者のQOLに視点を向けたリサーチ。グループ2では、コンピューター診断と治療計画、そして評価。グループ3では、軟組織と硬組織の側面から考察する。グループ4では、インプラント治療の概念と方法。保存的根管治療が必要なのか。インプラント治療が適切なのか。等を経済的側面も含めて考察していた。
3日目は、成功に導くための治療、インプラント周囲炎がメインセッションで開催された。
短い時間であったが、中身ある充実した学会であった。
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